住信SBI銀が上場来高値更新、SBI新生銀の公的資金返済と再上場検討で思惑◇


 住信SBIネット銀行<7163.T>が大幅に3日続伸し、上場来高値を更新した。SBIホールディングス<8473.T>子会社のSBI新生銀行は28日、公的資金の残額3300億円のうち1000億円について、今年度中をメドに返済する方針だと発表した。残額の2300億円の返済に関する具体的な方法については、今年6月の期限にこだわらず早期の合意を目指すとし、公的資金の返済の道筋を明確にしたうえで、再上場についての検討・準備を開始するとした。住信SBI銀はSBIと三井住友トラストグループ<8309.T>傘下の三井住友信託銀行が出資しているが、過去にNTT<9432.T>傘下のNTTドコモが住信SBI銀の買収に動いているようだと一部で報じられた経緯がある。SBI新生銀の再上場の検討に伴って、住信SBI銀のNTTドコモへの売却協議が進むとの思惑が広がる格好となり、買いが優勢となったようだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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