27日の米株式市場の概況、NYダウ反発も中国「ディープシーク」警戒でエヌビディア17%安


 27日の米株式市場では、NYダウが前週末比289.33ドル高の4万4713.58ドルと反発した。ディフェンシブ株が上昇した。一方で中国企業のディープシークが発表した低コスト型生成AIモデルが市場を席巻するとの警戒感から半導体やAI関連株への売りが膨らみ、エヌビディア<NVDA>の下落率はおよそ17%となったほか、ナスダック総合株価指数は3%安となった。

 ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>が上昇。AT&T<T>やイーライ・リリー<LLY>が堅調に推移した。半面、キャタピラー<CAT>が売られ、シスコ・システムズ<CSCO>とインテル<INTC>が下値を探る展開。GEベルノバ<GEV>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は612.467ポイント安の1万9341.834と大幅続落。アルファベット<GOOG>やマイクロソフト<MSFT>が売られ、ブロードコム<AVGO>やマイクロン・テクノロジー<MU>、マーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>が急落。アーム・ホールディングス<ARM>やコンステレーション・エナジー<CEG>が株価水準を大きく切り下げ、ソーファイ・テクノロジーズ<SOFI>が安い。一方、アップル<AAPL>とメタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。アスペン・テクノロジー<AZPN>とポルティローズ<PTLO>が高く、アケロ・セラピューティクス<AKRO>とロジリティ・サプライ・チェーン・ソリューションズ<LGTY>が急伸した。

出所:MINKABU PRESS


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