午前:債券サマリー 先物は反落、FOMCの結果発表控え持ち高調整


 29日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反落した。米国時間29日まで開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を見極めたいとの姿勢が強まるなか、持ち高調整目的の売りが出た。

 前日の米国市場で長期債相場は横ばい圏となり、長期金利は4.53%で取引を終えた。前の日に大幅安となったハイテク関連株の一角が持ち直したことで、株式市場でのリスク回避ムードは和らいだ一方、米債市場はFOMCの結果待ちの展開となった。

 日本の財務省は5年クライメート・トランジション(CT)国債の入札を通告した。クーポンは0.5%で発行予定額は3500億円程度。利回り競争入札によるダッチ方式で行われる。市場では無難に通過するとの見方が優勢となっている。

 先物3月限は前営業日比8銭安の141円10銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント高い1.195%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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