外為サマリー:トランプ関税発動で一時155円80銭まで上伸


 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円70銭前後と前週末の午後5時時点に比べて1円05銭程度のドル高・円安となっている。

 1月31日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円19銭前後と前日に比べて90銭程度のドル高・円安で取引を終えた。トランプ米政権の関税強化による物価への影響を見越したドル買い・円売りが優勢で、一時155円22銭まで上伸した。

 トランプ米大統領は1日、カナダとメキシコからの輸入品に25%の関税、中国からの輸入品に10%の追加関税を4日から課す大統領令に署名した。これを受けた東京市場は米インフレ再加速の思惑を背景にドル買い・円売りが先行し、ドル円相場は午前9時40分ごろに155円80銭をつけた。一方、中国経済と結びつきが強い欧州景気の悪化の懸念からユーロが売られやすくなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0232ドル前後と前週末の午後5時時点に比べて0.0170ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=159円31銭前後と同1円60銭弱のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。