マクニカHDがプラスに転じる、第3四半期35%営業減益も通期予想据え置きを好感


 マクニカホールディングス<3132.T>が後場終盤になってプラスに転じている。午後3時ごろに発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算は、売上高7817億8900万円(前年同期比2.3%減)、営業利益332億1700万円(同35.3%減)となったが、25年3月期通期業績予想を据え置いたことで1~3月期は増益に転じることになり、これを好感した買いが入っているようだ。

 半導体事業は、車載向けは堅調に推移したものの、産業機器向けが中国市場の回復の遅れや在庫調整の影響を受け低調に推移した。一方、ネットワーク事業はエンドポイントセキュリティー関連製品を中心に、国内・海外で好調に推移した。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高1兆400億円(前期比1.1%増)、営業利益445億円(同30.2%減)の従来見通しを据え置いている。半導体事業の産業機器市場の回復は来期にずれ込む見通しだが、ネットワーク事業は引き続き国内・海外ともに好調を見込んでいる。

出所:MINKABU PRESS


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