外為サマリー:155円台前半で推移、トランプ関税発動延期がドルを圧迫


 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=155円31銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭程度のドル安・円高となっている。

 トランプ米大統領が米国時間3日、メキシコとカナダの輸入品に対する25%の関税発動開始の時期について、1カ月先送りすることで両国の首脳と合意したと明らかにした。米国内でのインフレ高進リスクが和らいだとの受け止めから、それまでの関税発動を見越したドル買い需要が一服。ドル円相場の重荷となった。一方で、4日の東京市場では日経平均株価が一時600円を超す上昇となった。前日までの日本株相場の急落を受けたリスク回避目的の円買い需要も一巡しており、ドル円相場の下値をサポートする格好となった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0318ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0094ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円24銭前後と同1円13銭程度のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS


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