午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利一時1.295%に上昇


 5日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続落した。前日の米国市場で長期債相場は上昇(金利は低下)したものの、日銀の早期利上げ観測が重荷となった。

 厚生労働省が発表した12月の毎月勤労統計調査で、実質賃金は前年同月比で0.6%増。名目賃金を示す1人当たりの現金給与総額は同4.8%増となった。賃金の上昇基調が示されたことを受け、日銀が早期に追加利上げに踏み切るとの見方が広がり、債券売りを促した。先物は一時140円15銭まで下落した。

 先物3月限は前営業日比20銭安の140円25銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.015ポイント高い1.290%で推移。一時1.295%と1.300%に迫る場面があった。

出所:MINKABU PRESS


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