東京株式(前引け)=反落、朝高後に円高など嫌気しマイナス圏へ


 5日前引けの日経平均株価は前営業日比71円18銭安の3万8727円19銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は10億5826万株、売買代金概算は2兆2898億円。値上がり銘柄数は983、値下がり銘柄数は601、変わらずは55銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は前日の米株高を引き継いで続伸して始まったが、日経平均の上値は重かった。朝方取引開始後15分で前場の高値を形成し、その後は漸次下値を探る動きに移行。前引け時点ではマイナス圏に沈んでいる。米株価指数先物が軟調な推移をみせていることや、外国為替市場で1ドル=153円台前半まで急速に円高が進んだことなどが嫌気された。ただ、個別株は値上がり銘柄数が値下がり数を大きく上回り、全体の6割を占めている。

 個別ではレーザーテック<6920.T>が軟調、ディスコ<6146.T>も売りに押された。IHI<7013.T>も値を下げた。イビデン<4062.T>がストップ安に売り込まれ、中国塗料<4617.T>、三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>なども大幅安となった。半面、ソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり、任天堂<7974.T>も強い動き。パナソニック ホールディングス<6752.T>が大幅高。川崎汽船<9107.T>、日本郵船<9101.T>など海運株も買われた。東京精密<7729.T>がストップ高を演じ、イリソ電子工業<6908.T>、タカラスタンダード<7981.T>などが急騰した。

出所:MINKABU PRESS


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