4日の米株式市場の概況、NYダウ3日ぶり反発 対中関税発動が上値圧迫


 4日の米株式市場で、NYダウは前日比134.13ドル高の4万4556.04ドルと3日ぶり反発した。12月の米雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数が労働市場の落ち着きを示唆する結果となり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ停止局面が長続きしないシナリオが意識され、全体相場を支援した。ビッグデータ分析を手掛けパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が好決算を発表して急騰したことも、ハイテク株には刺激材料となった。米国が中国に追加関税を発動したことは、全体相場の上値を圧迫した。

 シェブロン<CVX>やスリーエム<MMM>が上伸。ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>やイーライ・リリー<LLY>が堅調に推移した。一方、メルク<MRK>が急落。ファイザー<PFE>が値を下げ、エスティ・ローダー<EL>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は262.060ポイント高の1万9654.015と3日ぶり反発した。エヌビディア<NVDA>やアップル<AAPL>、アルファベット<GOOG>が買われ、テスラ<TSLA>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が堅調に推移。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が株価水準を切り上げ、スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が急伸した。一方、ペプシコ<PEP>とモデルナ<MRNA>が下値を探り、ペイパル・ホールディングス<PYPL>とイルミナ<ILMN>が大きく値を下げた。

出所:MINKABU PRESS


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