明日の為替相場見通し=いったんドル買い戻しの可能性も


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、重要イベントを控えるなか足もとで大きく下落したドルに買い戻しが入る可能性がある。予想レンジは1ドル=151円80銭~153円50銭。

 6日の東京市場でドル円相場は一時151円81銭近辺と、昨年12月以来のドル安・円高水準をつける場面があった。日銀の田村直樹審議委員が講演で「政策金利を25年度後半には少なくとも1%程度まで引き上げることが必要」との見解を示したことで、早期の追加利上げの思惑が強まったことが円を買う動きにつながった。ただ、急ピッチでドル安・円高が進んだことからドルには値ごろ感が意識されやすい。7日には1月の米雇用統計の発表や日米首脳会談が予定され、一方向には持ち高を傾けにくいことからドル円相場は底堅い動きとなりそうだ。

 なお、日本時間今晩に発表が予定されている主な経済指標は、12月のユーロ圏小売売上高、前週分の米新規失業保険申請件数、10~12月期の米労働生産性指数(速報値)など。また、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事がシンクタンク主催の討論会に参加することになっている。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。