ニチコンがマド開け急伸、4~12月期最終利益は通期計画超過し自社株買い・消却を発表


 ニチコン<6996.T>がマドを開けて急伸した。同社が6日の取引終了後に発表した25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.3%減の1327億4500万円、経常利益が同35.8%減の62億7100万円、最終利益が同10.6%減の71億5700万円だった。投資有価証券の売却による特別利益の計上があって、最終利益は通期計画を上回って着地した。自社株買いと消却、配当予想の増額修正も公表しており、ポジティブ視されたようだ。

 コンデンサー事業は減収減益となった一方、家庭用蓄電システムなどを手掛けるNECST事業は堅調に推移した。同社は取得総数160万株(昨年末における自己株式を除いた発行済み株式総数の2.3%に相当)、取得総額16億円を上限とする自社株買いを2月7日から3月27日の間に実施する。また、2月28日に自己株式800万株(発行済み株式総数の10.26%)を消却する予定。更に、期末配当予想を1円増額して18円に見直した。年間配当予想は35円(前期比2円増配)となる。

出所:MINKABU PRESS


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