デジハHDは異彩の逆行高、4~12月期営業3割増益で配当上乗せに加え株主優待も実施と材料盛りだくさん◇


 デジタルハーツホールディングス<3676.T>が逆行高。寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、カイ気配のまま株価水準を切り上げ異彩を放っている。モバイル向けゲームソフトの不具合検出を主力事業とするが、新規大型案件の獲得などで業績は好調を極めている。6日取引終了後に開示した25年3月期第3四半期(24年4~12月期)決算は営業利益が前年同期比29%増の18億3700万円と大幅な伸びを確保した。特に10~12月期でみると営業46%増益と伸びが顕著となっている。好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当を従来計画に2円上乗せし23円(前期実績は21円)とするほか、併せて創業25周年記念株主優待を実施することも発表している。優待内容は25年3月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、一律1万円分のQUOカードを贈呈するというもので実質配当利回りを大幅に引き上げる。このほか、Web3ゲーム領域における事業の拡大に向けて、サイバーエージェント<4751.T>のグループ会社であるTOKYO GameFi(東京都渋谷区)へ資本参加することも発表しており、これらが株価を強く刺激する格好となった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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