佐田建が一時S高、配当予想増額し来期以降3カ年で発行済み株式24%の自社株買いへ


 佐田建設<1826.T>が後場に上げ幅を急拡大し、一時ストップ高の水準となる前営業日比150円高の1144円まで上昇。昨年来高値を更新した。同社は10日午後3時、25年3月期の期末一括配当予想をこれまでの29円から60円(前期比34円増配)に増額修正した。来期からの中期経営計画において新たな配当方針も示しており、材料視されたようだ。26年3月期から28年3月期までの中期経営計画では、最終利益を最終年度に12億円(25年3月期見通し5億4600万円)とするとともに、DOE(株主資本配当率)6%を目標とする。自己株式の取得に関しては、中期計画の期間中に発行済み株式の24%を目標に実施する方針。新たな配当方針を前倒しして適用し、今期の配当予想を増額修正した。一方、25年3月期の連結業績予想は下方修正した。今期の売上高予想を従来の見通しから3億4000万円減額して329億1000万円(前期比26.2%増)、最終利益予想を3億1400万円減額して5億4600万円(同7.3倍)に引き下げた。労務費や原材料価格の上昇などの影響を反映した。

出所:MINKABU PRESS


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