大林組が上場来高値更新、今期業績予想の上方修正と上限2.8%の自社株買いを材料視


 大林組<1802.T>が後場に上げ幅を拡大し、上場来高値を更新した。同社は10日正午、25年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正したほか、自社株買いの実施も発表しており、材料視されたようだ。今期の売上高予想を従来の見通しから1000億円増額して2兆6100億円(前期比12.3%増)、最終利益予想を410億円増額して1280億円(同70.5%増)に引き上げた。手持ち工事の進捗が順調に推移し、採算性が改善する。政策保有株式の売却による利益計上も業績予想に織り込んだ。また取得総数2000万株(自己株式を除く発行済み株式の2.8%)、取得総額300億円を上限とする自社株買いを2月12日から6月30日の間に実施する。取得した株式は全数消却する予定。4~12月期の売上高は前年同期比10.6%増の1兆8811億6100万円、最終利益は同2.0倍の955億5100万円だった。

出所:MINKABU PRESS


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