明治HDがマイナスに転じる、医薬品事業苦戦し第3四半期4.7%営業減益


 明治ホールディングス<2269.T>が後場マイナスに転じている。午後2時ごろに発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算で、営業利益が664億5400万円(前年同期比4.7%減)と減益となったことが嫌気されている。食品事業は増益となったものの、医薬品事業が減益となった。

 売上高は8750億2600万円(同5.0%増)となった。国内でヨーグルトの「明治ブルガリアヨーグルト」や牛乳の「明治おいしい牛乳」が堅調に推移したほか、「チョコレート効果」をはじめチョコレートの主力ブランドが好調に推移。販売価格改定効果も寄与した。一方、医薬品事業は国内が前年を大幅に上回り、海外も前年を上回ったが、ワクチン・動物薬事業が新型コロナウイルス感染症に対する次世代mRNAワクチン「コスタイベ」の評価減などの影響があり、営業利益は前年を大幅に下回った。

 なお、25年3月期通期業績予想は、売上高1兆1590億円(前期比4.8%増)、営業利益860億円(同2.0%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS


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