午前:債券サマリー 先物は続落、米金利の上昇が重荷


 12日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は続落した。国内休場中に米長期金利が上昇(債券価格は下落)したことが重荷となった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が11日に議会証言に臨み、利下げを急ぐ必要はないとの認識を示した。これを受けて米国市場で債券は売られ、米長期金利は4.53%に上昇した。日銀の早期利上げ観測も円債相場には引き続き重荷となった。

 日本の財務省は12日、10年物物価連動債の入札を通告した。市場では無難な結果になるとの見方が多い。

 先物3月限は前営業日比9銭安の139円93銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.010ポイント高い1.325%に上昇している。

出所:MINKABU PRESS


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