午前:債券サマリー 先物は大幅続落、長期金利は一時1.370%に上昇


 13日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅続落した。前日の米国市場で長期債価格が下落(長期金利が上昇)したことを受けた売りが優勢となった。

 1月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%上昇となった。前月比では0.5%上昇となり、ともに伸び率は前月から拡大。市場予想を上回った。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ停止局面が長期化するとの見方が広がり、米長期金利は4.62%に上昇した。

 国内では日銀の追加利上げ観測が広がっており、引き続き円債相場の重荷となった。日銀は13日、定例の国債買い入れオペを4本、通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」。オファー額はいずれも予定通りとなった。

 先物3月限は前営業日比21銭安の139円58銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は一時1.370%まで上昇。14年10カ月ぶりの高水準を付けた。


出所:MINKABU PRESS


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