外為サマリー:日銀の追加利上げが意識され一時154円10銭台に伸び悩む


 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円54銭前後と前日の午後5時時点に比べて85銭程度のドル高・円安となっている。

 12日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円42銭前後と前日と比べて1円90銭強のドル高・円安で取引を終えた。同日に発表された1月の米消費者物価指数(CPI)の伸び率が加速し、米金利の先高観が強まるなか一時154円80銭まで上伸した。

 ただ、この日の東京市場はドル買い・円売りの動きが一服。日本の通貨当局による為替介入が警戒されているとみられるほか、円安の進行が輸入物価の上昇を通じて物価水準を引き上げる可能性があることから日銀の追加利上げを後押しするとの見方があるようだ。日銀が朝方発表した1月の企業物価指数が前年同月比で4.2%上昇したことも影響し、ドル円相場は午前9時00分すぎに154円12銭まで伸び悩む場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0389ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=160円56銭前後と同1円10銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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