大倉工は後場に上げ幅急拡大、今期大幅増配で高配当利回り着目の買いが集まる


 大倉工業<4221.T>は後場に上げ幅を急拡大した。この日、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想と中期経営計画を公表した。27年12月期までの3カ年では資本効率の向上と株主還元の拡充に向け、特別配当の実施によりDOE(株主資本配当率)を3.5%の水準とする方針を示した。そのうえで、前期の期末配当をこれまでの見通しから5円増額して105円(前期の年間配当は160円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比35円増配の195円とし、高配当利回りに着目した買いを誘ったようだ。

 25年12月期の売上高は前期比4.7%増の850億円、経常利益は同9.6%増の56億円、最終利益は同0.9%増の44億円を計画。最終利益は前期に続き過去最高益の更新を予想する。新規材料事業で大型液晶パネル向け光学フィルムの稼働率が高まる見通し。27年12月期の業績目標は、売上高を930億円、経常利益を71億円とした。

出所:MINKABU PRESS


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