外為サマリー:一時152円50銭台に軟化、経済再生相の発言が影響


 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=152円64銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円60銭強のドル安・円高となっている。

 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=152円80銭前後と前日と比べて1円60銭強のドル安・円高で取引を終えた。トランプ米政権が相互関税の即時発動を見送ったことで、インフレ加速への過度な警戒感が和らいだことなどから一時152円70銭まで軟化した。

 前日に米長期金利が低下したことから日米金利差の縮小が意識され、この日の東京市場もドル売り・円買いが先行した。午前8時30分すぎには153円10銭台を回復する場面もあったが、日経平均株価が反落して始まるとドル円相場も軟化。赤沢亮正経済財政・再生相が「円安は実体経済にさまざまな影響があり、為替動向を十分注視する」などと発言したことも影響し、午前9時50分すぎには152円57銭まで下押した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0461ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0035ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円68銭前後と同1円15銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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