13日の米株式市場の概況、NYダウ反発 相互関税の即時発動見送りで


 13日の米株式市場では、NYダウが前日比342.87ドル高の4万4711.43ドルと反発した。1月の米卸売物価指数(PPI)の伸びは市場予想を上回ったが、金融当局が重視する個人消費支出(PCE)価格指数に反映される項目については低調で、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ停止期間が長期化するとの見方が後退した。米長期金利に低下圧力が掛かるなか、トランプ米大統領は米国からの輸入品を課す国に関税を発動する相互関税の導入を指示した。即時発動が見送りとなったことは投資家心理を上向かせる要因となり、リスク資産の株には追い風となった。

 ウォルマート<WMT>やシスコ・システムズ<CSCO>、ナイキ<NKE>が堅調。MGMリゾーツ・インターナショナル<MGM>とダッチ・ブロス<BROS>が大幅高となった。一方、メルク<MRK>が売られ、レディット<RDDT>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は295.693ポイント高の1万9945.644と続伸した。アップル<AAPL>やアルファベット<GOOG>がしっかり。テスラ<TSLA>とエヌビディア<NVDA>が株価水準を切り上げ、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>とアップロビン<APP>が急伸した。一方、ルルレモン・アスレティカ<LULU>が安く、データドッグ<DDOG>やトレード・デスク<TTD>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS


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