外為サマリー:152円60銭近辺で推移、日経平均の下落が重荷


 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=152円61銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円65銭程度のドル安・円高となっている。

 トランプ米政権が相互関税の即時発動を見送ったことでインフレ加速への過度な警戒感が和らぎ、前日に米長期金利が低下したことから日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いが優勢だった。また、赤沢亮正経済財政・再生相が「円安は実体経済にさまざまな影響があり、為替動向を十分注視する」などと発言したことも影響し、ドル円相場は午前10時40分ごろに152円45銭まで下押した。その後は12日の安値152円37銭が意識されるかたちで持ち直す場面もあったが、時間外取引で米長期金利がほぼ横ばいで推移するなど手掛かり材料に乏しいことから戻りは限定的。日経平均株価の下げ幅が拡大したことが重荷となるなか、午後2時00分ごろには152円58銭まで軟化した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0452ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=159円53銭前後と同1円30銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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