菱鉛筆がマド開け急伸、今期は連続営業最高益・増配予想で自社株買いと特別優待を発表


 三菱鉛筆<7976.T>がマドを開けて急伸した。13日の取引終了後、24年12月期の連結決算発表にあわせ、25年12月期の業績予想を開示した。今期の売上高予想は前期比4.7%増の930億円、営業利益は同7.5%増の131億円、最終利益は同14.8%減の96億円を計画する。最終減益予想とするものの、営業・経常利益は前期に続き過去最高益を更新する見通し。また、前期の期末配当を従来の見通しから2円増額して25円(前期の年間配当は46円)としたうえで、今期の年間配当予想は前期比2円増配の48円とした。自社株買いと特別株主優待の実施も公表しており、好感されたようだ。

 同社は今後3カ年の中期経営計画も発表した。筆記具事業の継続的な成長と、非筆記具事業の規模の拡大を図り、27年12月期に売上高を1030億円、営業利益を155億円に伸ばす目標を掲げた。自社株買いは総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.73%)、総額27億円を上限として、2月14日から7月29日の間に実施。8月25日に取得株式の全数を消却する。更に、25年6月末と26年6月末を基準日として、100株以上を1年以上保有する株主を対象に、昨年買収したLamy社の万年筆などを贈呈する特別株主優待を実施する。このほか同社は、ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドから受領した約150億円の自己株式取得などを求める株主提案に反対することを決議したと開示している。

出所:MINKABU PRESS


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