午前:債券サマリー 先物は反落、日銀の追加利上げ観測強まる


 17日の債券市場で、先物中心限月3月限は反落。内閣府が朝方発表した24年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値を受け、日銀による早期の追加利上げ観測が強まった。

 10~12月期GDP速報値は、物価変動の影響を除いた実質が前期比で0.7%増、年率換算では2.8%増となった。3四半期連続のプラス成長となったことで、市場では金融政策の正常化を進める日銀にとって追い風になるとの見方が台頭。早期の追加利上げが意識されるなか、債券には断続的に売りが出た。今晩は米国がプレジデントデーの祝日で、模様眺めムードが広がりやすいことから積極的な買いは入りにくく、債券先物はこの日の安値で前場の取引を終えた。

 午前11時の先物3月限の終値は、前週末比24銭安の139円46銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.020%上昇の1.370%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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