午前:債券サマリー 先物は小幅続落、欧州の金利上昇など重荷


 18日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続落。日銀の早期追加利上げ観測に加え、前日の欧州市場で長期金利が上昇したことが重荷となった。

 内閣府が17日発表した24年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値が強い内容だったことで、日銀による早期の追加利上げを意識した売りが継続。前日の米債券市場はプレジデントデーの祝日で休場だったが、ドイツやフランスの長期金利が上昇したことが国内債に影響した面もあった。債券先物は寄り付き直後に139円20銭まで軟化したあとは下げ渋ったが、きょう財務省が実施する20年債入札の結果を見極めたいとして戻りは限定的だった。

 午前11時の先物3月限の終値は、前日比2銭安の139円36銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.005%上昇の1.390%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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