外為サマリー:151円70銭前後へ下落、高田日銀委員の発言後に上昇も続かず


 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=151円76銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭弱のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=158円68銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、9時時点では151円90銭前後で推移していたが、午前11時10分過ぎには152円30銭前後まで上昇した。この日、日銀の高田創審議委員が金融経済懇談会での挨拶を行い、前向きな企業行動の持続性が確認されれば、「一段のギアシフトを進める局面」と述べ、日銀の追加利上げに対する警戒感が強まった。ただ、事前に同氏によるタカ派発言を予想する見方も少なくなかったことから、午前10時半以降はドル高・円安が進んだ。しかし、152円30銭近辺では売りが膨らみ、午後にかけてドルは151円後半に下落基調となった。10年債利回りが1.435%と09年11月以来の水準に上昇し、日米金利差縮小も意識された。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0455ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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