外為サマリー:CPI発表後に一時149円90銭台を回復


 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円84銭前後と前日の午後5時時点に比べて30銭強のドル安・円高となっている。

 20日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円64銭前後と前日と比べて1円80銭強のドル安・円高で取引を終えた。日銀の早期追加利上げ観測に加え、同日に発表された米経済指標が弱い内容だったことなどが影響し、一時149円40銭まで軟化した。

 この日の東京市場も円買い・ドル売りが先行し、午前8時30分ごろには149円29銭と昨年12月上旬以来の水準まで押される場面があった。ただ、ドル円相場は前日から一本調子で下落していたことから、その後は下げ渋る展開。総務省が朝方発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を含む総合の前年同月比の上昇率が2年ぶりに4%台となったが、市場では一段と強い指標を見込む向きもあったようだ。時間外取引で米長期金利の低下が一服していることもドルの下支えとなり、午前9時20分すぎには149円90銭台を回復した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0490ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円18銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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