東京株式(前引け)=前日比41円高、朝安後に小幅なプラス圏に浮上


 21日前引けの日経平均株価は前日比41円30銭高の3万8719円34銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億7170万株、売買代金概算は2兆558億円。値上がり銘柄数は538、値下がり銘柄数は1050、変わらずは52銘柄だった。

 日経平均株価は朝安後にプラス圏に浮上した。前日の米株式市場は、NYダウは450ドル安と3日ぶりに反落。ウォルマート<WMT>の下落などが響いた。為替が一時149円台前半まで円高が進行したことも警戒され、日経平均株価は下落してスタートした。日経平均株価は一時200円を超す下落となったが、日銀の植田和男総裁が衆院予算委員会で「長期金利が急激に上昇する例外的な場合は機動的に国債買い入れの増額をする」と発言すると、為替は150円台へ円安に振れ日経平均株価もプラス圏に上昇した。ただ、上値は重く買い一巡後は再び売りに押され、小幅高で前場の取引を終えた。

 個別銘柄では、ディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>が安く、IHI<7013.T>や三菱重工業<7011.T>も軟調。トヨタ自動車<7203.T>が値を下げ、任天堂<7974.T>、日立製作所<6501.T>が下落した。半面、東京エレクトロン<8035.T>やレーザーテック<6920.T>は高く、ディー・エヌ・エー<2432.T>が急伸。資生堂<4911.T>やソニーグループ<6758.T>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS


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