米外為市場サマリー:ドル買い戻しで一時149円80銭台に上伸


 24日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円72銭前後と前週末と比べて45銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=156円72銭前後と同60銭弱のユーロ高・円安だった。

 前週末21日に発表された米経済指標が低調だったことが尾を引き、日本が祝日だった24日のアジア取引時間帯には148円85銭と昨年12月上旬以来のドル安・円高水準をつける場面があった。ただ、その後は値ごろ感からドルの買い戻しが流入。前週末に日銀の植田和男総裁が国内金利を抑える姿勢をみせたことで円売りが出やすいこともあり、ニューヨーク市場でドル円相場は一時149円87銭まで上伸した。とはいえ、今週は25日に2月の米消費者信頼感指数、27日に1月の米耐久財受注額、28日には米連邦準備理事会(FRB)が重視する米個人消費支出(PCE)物価指数の1月分が発表されるとあって積極的には動きにくく上値は限定的だった。一方、23日投開票されたドイツ総選挙をひとまず無難に通過したとの安心感からユーロが堅調だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0468ドル前後と前週末に比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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