外為サマリー:一時149円40銭台に下落、米長期金利の低下で


 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円71銭前後と前週末21日の午後5時時点に比べて85銭程度のドル安・円高となっている。

 21日に公表された2月の米購買担当者景気指数(PMI)や、24日発表のダラス連銀による同月の製造業景況指数が、いずれも米国の景気減速懸念をもたらす結果となった。同日に米長期金利は一時4.4%を下回る場面があり、日米金利差が縮小するとの見方をもとにしたドル売り・円買いの動きが広がった。東京時間の25日朝方には実需筋によるドル買い・円売り観測があって、午前中にドル円相場は一時1ドル=150円30銭近辺まで上昇したものの、上値を追う姿勢は限られた。上昇一服後は円の先高観をもとにした断続的なドル売り・円買いが相場を圧迫し、午後には一時149円40銭台まで軟化した。財務省が実施した流動性供給入札(残存期間15.5年超39年未満)が弱めの結果となり、円債市場で長期金利の低下が一服したことも、円買いを誘う要因となった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0477ドル前後と前週末21日の午後5時時点に比べて0.0014ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=156円85銭前後と同1円11銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。