<注目銘柄>=メニコン、1Dayタイプ牽引役に中長期成長見込む


 メニコン<7780.T>は、中長期投資を見込んだ下値拾いのチャンスと考えたい。

 同社はコンタクトレンズの大手メーカー。製販一貫のほか、ソフト、ハード、定期交換・使い捨て型、遠近両用、ケア用品などあらゆる瞳のニーズに合わせた製品を展開しているのが特徴だ。

 2月14日に発表した第3四半期累計(24年4~12月)連結決算は、営業利益が85億6900万円(前年同期比13.8%増)だった。国内での価格改定効果に加え、国内の1DAYや欧州の1MONTHの販売が拡大したことが牽引した。

 2ケタ営業増益となった一方、メルスプラン(定額制コンタクトレンズ)の会員数が9月末の133万7000人から12月末に133万人となったことをネガティブ視する向きもあるが、これは主に従来型の減少によるもの。業績への影響が大きい1Dayタイプの会員数は37万人で横ばいとなっており、需要は堅調。昨年12月には各務原工場(岐阜県)の11号ライン稼働もあって1Dayタイプの供給力が増強されていることもプラスに働こう。

 25年3月期通期業績予想は、営業利益100億円(前期比11.7%増)を見込むが、第3四半期までの進捗率などから上振れの可能性は十分にある。1Dayタイプメルスプランの会員数増加を牽引役に今後も成長が期待でき、26年3月期は同130億円前後を見込む調査機関もある。(仁)

出所:MINKABU PRESS


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