東京株式(前引け)=前日比56円高、買い一巡後は伸び悩む


 27日前引けの日経平均株価は前日比56円59銭高の3万8198円96銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億6183万株、売買代金概算は2兆1221億円。値上がり銘柄数は1142、値下がり銘柄数は438、変わらずは55銘柄だった。

 日経平均株価は小幅高。注目を集めた米半導体大手エヌビディア<NVDA>の24年11月~25年1月期決算は、売上高や純利益、1株当たり利益が市場予想を上回る好調な内容だった。25年2~4月期の売上高見通しも予想を上回った。ただ、材料出尽くし感もあり、時間外取引で同社の株価は下落した。これを受けた東京市場は気迷い感も漂うなか、日経平均株価は上昇してスタートし、一時200円を超える上昇となった。しかし、買い一巡後は上昇幅が縮小し、小幅なマイナス圏に転じる場面があった。為替が円高方向に振れたことも警戒された。半導体関連株には買い一巡後に伸び悩む銘柄も目立つ。

 個別銘柄では、フジクラ<5803.T>やディスコ<6146.T>、東京エレクトロン<8035.T>が高く、IHI<7013.T>や伊藤忠商事<8001.T>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>やソフトバンクグループ<9984.T>がしっかり。半面、アドバンテスト<6857.T>やレーザーテック<6920.T>が安く、サンリオ<8136.T>やソニーグループ<6758.T>、ファーストリテイリング<9983.T>が下落。セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS


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