東京株式(前引け)=前日比1074円安、大幅安で3万7000円ラインに迫る


 28日前引けの日経平均株価は前日比1074円08銭安の3万7182円09銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億7956万株、売買代金概算は2兆1173億円。値上がり銘柄数は321、値下がり銘柄数は1257、変わらずは59銘柄だった。

 日経平均株価は大幅安。前日の米株式市場で、NYダウが下落したほかナスダック指数が前の日に比べ約2.8%安と急落した。エヌビディア<NVDA>が売られ、半導体関連株などが下落した。トランプ米大統領が中国に追加関税を課す方針を示したことも警戒された。米株式市場が下落した流れを受け、東京市場でも日経平均株価は大幅安。午前11時過ぎには、前日に比べ1100円を超える下落となる3万7074円の安値をつけ取引時間中としては昨年9月以来、5カ月ぶりの水準まで売られた。値がさの半導体関連株の下落が全体相場を押し下げている。

 個別銘柄では、ディスコ<6146.T>やアドバンテスト<6857.T>、キオクシアホールディングス<285A.T>が急落し、東京エレクトロン<8035.T>、レーザーテック<6920.T>が売られた。フジクラ<5803.T>も急落し、ソフトバンクグループ<9984.T>が売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三菱重工業<7011.T>も軟調だった。半面、ディー・エヌ・エー<2432.T>やセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>、武田薬品工業<4502.T>が値を上げ、東京海上ホールディングス<8766.T>やイビデン<4062.T>が上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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