東京株式(前引け)=小反発、様子見ムードのなかプラス圏とマイナス圏を往来


 5日前引けの日経平均株価は前営業日比25円26銭高の3万7356円44銭と小反発。前場のプライム市場の売買高概算は8億8640万株、売買代金概算は2兆3060億円。値上がり銘柄数は956、対して値下がり銘柄数は605、変わらずは76銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は日経平均が前日終値を挟んで不安定に上下動を繰り返した。前日の欧州株市場がほぼ全面安商状となり、米国でもNYダウが670ドル安と大きく値を下げたが、不透明な相場環境のなかも空売り筋のショートカバーが入り朝方日経平均はプラス圏で推移した。その後は買いが続かずマイナス圏に沈んだものの底堅く、再びプラス圏に。ただ、上値を買い進む動きには発展せず、結局小幅上昇で前場の取引を終えている。午前中に行われるトランプ米大統領の演説内容を確認したいとのニーズが様子見ムードにつながった。

 個別では売買代金上位の川崎重工業<7012.T>やIHI<7013.T>が堅調なほか、フジクラ<5803.T>も商いを膨らませ大きく水準を切り上げた。レーザーテック<6920.T>が上昇、アドバンテスト<6857.T>も堅調。ソシオネクスト<6526.T>が物色人気に。ファーストリテイリング<9983.T>も買いが優勢だった。DMG森精機<6141.T>が急騰、高圧ガス工業<4097.T>、内田洋行<8057.T>も値を飛ばした。半面、ディスコ<6146.T>が売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも冴えない。リクルートホールディングス<6098.T>も売りに押された。アドバンスクリエイト<8798.T>が急落、ダイドーグループホールディングス<2590.T>、カプコン<9697.T>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS


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