4日の米株式市場の概況、NYダウ670ドル安 終盤に売り直し


 4日の米株式市場では、NYダウが前日比670.25ドル安の4万2520.99ドルと大幅続落した。米国政府は同日、メキシコとカナダに対する関税を発動したほか、中国に対して追加関税を課した。投資家心理が悪化するなかでNYダウの下げ幅は一時800ドルを超えた。テクニカル面で売られすぎとの見方から、押し目買いにより下げ幅を縮小する場面があったが、取引終盤に再び売り直しの流れとなった。

 ベスト・バイ<BBY>やターゲット<TGT>が売られ、AT&T<T>が下値を模索。ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やモルガン・スタンレー<MS>、JPモルガン・チェース<JPM>に加え、シティグループ<C>やバンク・オブ・アメリカ<BAC>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>など金融株が軒並み安となった。半面、IBM<IBM>やユナイテッドヘルス・グループ<UNH>は上昇した。

 ナスダック総合株価指数は65.028ポイント安の1万8285.163と続落。アップル<AAPL>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>が冴えない展開。メタ・プラットフォームズ<META>やテスラ<TSLA>が株価水準を切り下げ、アルファテック・ホールディングス<ATEC>が安い。一方、アルファベット<GOOG>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、エヌビディア<NVDA>が堅調推移。ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>とオクタ<OKTA>が大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS


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