午前:債券サマリー 先物は大幅続落、欧米の金利上昇が影響


 6日の債券市場で、先物中心限月3月限は大幅続落。前日の欧米市場で長期金利が上昇したことが影響したほか、この日に財務省が実施する30年債入札が警戒された。

 ドイツの与野党が4日に国防費の増強などに向けて債務抑制策を緩和することで合意したことを受け、5日の欧州市場では国債増発の思惑からドイツの長期金利が急上昇。また、5日に発表された米雇用関連指標が低調だったことなどを背景に、同日の米長期金利が上昇したこともあり、国内債に売りが先行した。債券先物は一時138円39銭まで軟化したあとは下げ渋ったが、30年債入札の結果を見極めるまでは積極的には動きにくく戻りは限定的だった。

 午前11時の先物3月限の終値は、前日比57銭安の138円63銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時1.505%と2009年6月以来の高水準をつけ、その後は前日に比べて0.065%高い1.500%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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