午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利は一時1.530%に上昇後低下に転じる


 7日午前の債券市場で、先物中心限月3月限は反発した。連合が6日に発表した春闘で要求する平均賃上げ率が6%を超える高水準となったことで、日銀の利上げ観測が強まり、先物は下げに転じる場面があったものの、株安を受けて持ち直した。

 前日の米債券市場で長期債相場は横ばいとなった。カナダとメキシコへの関税の一部品目について猶予期間を設ける方針が示され、米国景気を巡る懸念が後退し、米国債への売りを促した。一方、米株式市場でハイテク関連株が大幅安となり、リスク回避ムードが再燃。安全資産と位置付けられる米国債への買いもあり、米国債の下値を支えた。東京市場では日経平均株価が一時800円を超す下げ幅をみせ、債券への選好姿勢が強まった。

 先物3月限は前営業日比16銭高の138円64銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は同0.005ポイント低下の1.510%で推移。朝方に一時1.530%をつけた。


出所:MINKABU PRESS


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