外為サマリー:一時147円10銭近辺の円高、日米金利差縮小を意識する展開に


 10日東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円52銭前後と前週末午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=159円84銭前後と同8銭程度のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では147円60銭近辺で推移していたが、午前10時20分過ぎには147円09銭前後までドル安・円高が進行。その後、午後にかけ147円台半ばへ反発した。トランプ米大統領は9日に放送されたFOXニュースのインタビューで、景気後退に関して明確に否定しなかったことから、時間外取引の米長期金利が低下した。また、日本では10年債利回りが一時1.575%と08年10月以来、16年5カ月ぶりの水準に上昇した。日米金利差縮小が警戒されるなか、ドル安・円高が進行したが、147円ラインに接近すると値頃感からのドル買い・円売りも流入し、午後にかけては値を戻す展開となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0835ドル前後と同0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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