外為サマリー:148円00銭前後で推移、地政学リスク後退でドル買い優勢


 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=148円05銭前後と前日午後5時時点に比べ1円10銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=161円43銭前後と同1円40銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では148円00銭台で推移していたが、午前10時10分過ぎに一時147円80銭台に軟化。その後値を戻し午後2時10分過ぎに148円28銭前後まで上昇した。前日の米国でJOLTS求人件数が市場予想を上回り、米経済に対する警戒感が後退した。また、米国は一時停止していたウクライナへの軍事支援や機密情報の共有を再開するとも公表。米経済への警戒や地政学リスクが後退したことを受け、米長期金利が上昇し、ドル買い・円売りが優勢となった。日経平均株価が一時100円を超す上昇となったこともリスク回避姿勢を後退させた。今晩は米2月消費者物価指数(CPI)が発表され、その結果が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0903ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS


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