大真空に上昇余地、国内有力証券は投資判断「A」継続


 大真空<6962.T>に上昇余地が指摘されている。岩井コスモ証券は11日、同社株の投資判断「A」と目標株価800円を継続した。TCXO(温度補償水晶発振器)は旺盛な需要が続いている。第3四半期(24年4~12月)の連結営業利益は前年同期比15.7%減の12億5200万円と計画ラインで推移。産業機械や通信向けは期待に届かないが、民生・車載向けは堅調。25年3月期の連結営業利益は会社計画の15億円(前期比29.8%減)に対して、同証券では16億円を予想している。中期経営計画では26年3月期の同利益は32億円の見込みだが、同証券では26億円を想定している。ただ、株価の下落で来期の計画未達は織り込みが進んでいるとみており、業績は今期を底に回復が目指せることを評価している。

出所:MINKABU PRESS


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