三井ハイテクが急落、先行投資コスト増で26年1月期最終利益26%減を計画


 三井ハイテック<6966.T>が急落している。同社は11日の取引終了後、25年1月期の連結決算発表にあわせ、26年1月期の業績予想を開示した。今期の最終利益は前期比26.3%減の90億円を見込む。大幅減益の計画が示されたことを受け、失望売りが膨らんだようだ。

 今期の売上高は同7.0%増の2300億円と予想する。モーターコアの需要は堅調に推移する見通しで、リードフレーム需要も緩やかな回復を想定する。一方、電機部品で成長に向けた先行投資を実施する方針。投資コストの増加が利益を圧迫する要因となる。設備投資額は前期比201億円増の450億円を計画する。年間配当予想は18円。前期は株式分割を考慮したベースで年間17円60銭だった。

 25年1月期の売上高は前の期比9.7%増の2148億9000万円、営業利益は同11.6%減の160億1700万円、最終利益は同21.4%減の122億1900万円だった。加えて、同社は新たな中期経営計画を策定したと開示。28年1月期に売上高を3100億円、営業利益を235億円、ROE(自己資本利益率)を12%以上(25年1月期は11.8%)に伸ばす目標を掲げた。

出所:MINKABU PRESS


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