いよぎんHDはマド開け急伸、高収益期待の地銀株として選好姿勢が強まる


 いよぎんホールディングス<5830.T>がマドを開けて急伸し、25日移動平均線を上抜けた。同社は四国最大の地銀である伊予銀行を中核とし、25年3月期の純利益予想は前期比26.7%増の500億円と前期に続き過去最高益の更新を計画する。第3四半期累計(4~12月)の純利益は前年同期比40.1%増の461億9300万円で、通期計画に対する進捗率は92%に上る。関税発動に伴うインフレ懸念を背景に、米長期金利に再び上昇圧力が働くなど、世界的に金利の先高観(債券価格の先安観)が強まるなかにあって、いよぎんHDは過去に巧みな運用力を発揮し、他の地銀との比較で高い収益を上げた実績を持つ。金融機関全般に債券運用での損失計上リスクが意識される局面において、銀行セクターでは収益性の高いネット銀行などを選別して物色する投資家の姿勢が強まっているが、いよぎんHDに対しても安定的な利益創出を期待した買いが続いているようだ。

出所:MINKABU PRESS


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