外為サマリー:147円70銭台へ下落、植田日銀総裁の発言など意識


 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円72銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=160円80銭前後と同1円10銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時過ぎに148円30銭近辺で推移し、午前中は148円10銭前後での一進一退が続いた。その後、午後1時10分過ぎに148円台を割り込むと、午後3時にかけ147円台後半での軟調な値動きとなった。前日発表された米2月消費者物価指数(CPI)が予想を下回りインフレ鈍化が意識されたほか、米国が鉄鋼・アルミニウム関連の輸入品に25%の追加関税を発動したことは、世界経済の減速を警戒させた。また、この日、日銀の日銀の植田和男総裁が参院財政金融委員会で答弁し、基調的な物価上昇率は「徐々に2%に向けて高まっていく」と述べたことで、追加利上げが意識され長期金利の上昇要因となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0885ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。





出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。