午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利1.495%に低下


 13日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。前日に20年債入札を無難に通過した安心感に加え、貿易戦争が激化すれば世界景気の減速につながるとの見方が相場を押し上げた。

 トランプ米政権は12日、すべての国からの鉄鋼・アルミニウム製品に25%の追加関税をかけた。これに対して欧州連合(EU)とカナダが同日に報復関税を発表したことで、貿易摩擦への警戒感から投資家心理はリスクオフに傾きやすく、相対的に安全資産とされる債券の買いにつながった。関税政策が米インフレ圧力を高めるとの思惑から前日の米長期金利は上昇したが、この日の時間外取引では小幅に低下したことも国内債の支援材料となった。

 午前11時の先物6月限の終値は、前日比15銭高の138円14銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.025%低下の1.495%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。