12日の米株式市場の概況、NYダウ3日続落 ナスダック反発


 12日の米株式市場では、NYダウが前日比82.55ドル安の4万1350.93ドルと3日続落した。関税政策を巡る不透明感が引き続き重荷となった。2月の消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回る伸びとなったが、インフレ鈍化と利下げの可能性を期待して買い上がる姿勢は限られた。

 ウォルマート<WMT>とマクドナルド<MCD>、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>が下落。ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>が軟調に推移し、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド<ADM>が売られた。半面、ボーイング<BA>とアメリカン・エキスプレス<AXP>、スリーエム<MMM>が上伸した。

 ナスダック総合株価指数は212.355ポイント高の1万7648.450と3日ぶり反発。アマゾン・ドット・コム<AMZN>とアルファベット<GOOG>、メタ・プラットフォームズ<META>が買われ、インテル<INTC>とテスラ<TSLA>が大幅高。エヌビディア<NVDA>が大きく株価水準を切り上げ、グルーポン<GRPN>とDウェイブ・クアンタム<QBTS>が急伸した。一方、アップル<AAPL>が値を下げ、Tロウプライス<TROW>とペプシコ<PEP>が冴えない展開だった。

出所:MINKABU PRESS


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