明日の為替相場見通し=日銀利上げ観測強まるか


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀の追加利上げ観測が一段と強まり円が買われる可能性がある。予想レンジは1ドル=147円00銭~148円20銭。

 日銀の植田和男総裁は13日の参院財政金融委員会で、「引き続き賃金上昇は強い姿が続いている」との見解を示し、「今後、実質賃金あるいは消費についてはもう少し良い姿が見込まれる」と述べた。あすには連合による春闘の第1回回答集計結果の公表も控えており、内容次第では日銀が追加の利上げ観測が強まるだろう。

 また、前日の米2月消費者物価指数(CPI)に続き、今晩発表の米2月卸売物価指数(PPI)の上昇率も鈍化するかどうかに注目。ただ、市場の関心はトランプ関税が物価にもたらす影響に移っており、米長期金利が上昇するようならドルに買い戻しが入るだろう。また、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数も発表される。

出所:MINKABU PRESS


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