13日の米株式市場の概況、NYダウ537ドル安 関税巡る対立激化で


 13日の米株式市場では、NYダウが前日比537.36ドル安の4万0813.57ドルと4日続落した。欧州連合(EU)が米国に対して関税の対抗策を講じる構えを示したことにトランプ米大統領が反応し、EUからのアルコール製品に200%の関税を課す意向を表明した。関税を巡る対立がエスカレートしたことが投資家のリスク許容度を低下させた。米連邦政府の一部機関の閉鎖を回避するためのつなぎ予算について、与野党の攻防が繰り広げられていることも、買い手控え要因となった。

 ホーム・デポ<HD>やスリーエム<MMM>が売られ、ウォルト・ディズニー<DIS>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>が軟調推移。センチネルワン<S>やUiPath<PATH>、クラウドフレア<NET>が急落した。一方、インテル<INTC>が急騰。メルク<MRK>やトラベラーズ<TRV>が値を上げ、ダラー・ジェネラル<DG>が大幅高となった。

 ナスダック総合株価指数は345.436ポイント安の1万7303.014と反落した。アップル<AAPL>やメタ・プラットフォームズ<META>、テスラ<TSLA>が下値を探り、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やアルファベット<GOOG>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が株価水準を切り下げた。アドビ<ADBE>が大幅安。エヌビディア<NVDA>は小幅安となった。半面、ダラー・ツリー<DLTR>やメイラGTxホールディングス<MGTX>が急騰した。

出所:MINKABU PRESS


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