午前:債券サマリー 先物は続伸、一時マイナス圏に沈む場面も


 17日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸。朝方の買いが一巡したあとは伸び悩む展開となり、一時138円06銭まで軟化しマイナス圏に沈む場面があった。

 一部で「日銀は18~19日に開く金融政策決定会合で、政策金利(無担保コール翌日物レート)を0.5%で据え置く見通し」と報じられたことを手掛かりに買いが先行。商品券配布問題などで政権運営が厳しさを増している石破茂首相が退陣すれば、日銀の金融政策正常化が遅れるとの見方もあり、債券先物は寄り付き直後に138円31銭まで上伸した。ただ、前週末の米長期債相場が反落(金利は上昇)したことや、この日の日経平均株価が続伸したことが重荷となり、一段と上値を追う勢いには乏しかった。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同5年超10年以下」「同10年超25年以下」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物6月限の終値は、前週末比7銭高の138円21銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.005%上昇の1.520%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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