外為サマリー:149円70銭台に上伸、リスク選好姿勢広がる


 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円74銭前後と前日午後5時時点に比べ89銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=163円34銭前後と同1円45銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 2月の米小売売上高の前月比の伸びは市場予想を下回ったものの、GDP(国内総生産)の算出に用いられる自動車などを除いたコントロールグループの伸びは堅調だった。米国景気の過度な先行き懸念が和らぐなかで投資家のリスク許容度が高まり、ドル買い・円売りの流れを後押しした。実需筋のドル調達需要もドル円相場を支援した。海外では米ロ首脳の電話会談を控えるなか、ウクライナ戦争を巡り停戦で合意した場合、市場のリスク選好ムードが一段と強まるとの見方が広がり、円売りを誘う格好となった。一方、国内では日銀が金融政策決定会合の結果を19日に発表するほか、米国時間18~19日に米連邦公開市場委員会(FOMC)も予定されている。日米中銀の会合結果を見極めたいとの姿勢も次第に優勢となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0908ドル前後と同0.0033ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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