米外為市場サマリー:米個人消費の底堅さが意識され149円20銭台に上伸


 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円21銭前後と前週末と比べて60銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円98銭前後と同1円30銭程度のユーロ高・円安だった。

 この日に米商務省が発表した2月の小売売上高は前月比0.2%増と市場予想を下回ったものの、自動車・部品を除くと同0.3%増と市場予想並みだった。これを受けてドルが売られる場面もあったが、米個人消費の底堅さが意識されるとともに買い戻しが流入。NYダウをはじめ米主要株価指数が上昇したこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時149円28銭まで上伸した。一方、ウクライナ停戦を巡る協議進展への期待感や、ドイツの財政拡大が同国やユーロ圏の景気を支えるとの見方などを背景にユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0922ドル前後と前週末に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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